桂枝茯苓丸
桂枝茯苓丸。
これが私が処方された漢方薬です。
「ケイシブクリョウガン」って読みます。
子宮内膜炎などの炎症性疾患、月経不順、月経痛、更年期障害、打撲傷、冷え性の治療に使われるそうです。
味は、もちろん漢方薬独特なにおいとかはあるけど、
個人的には「うえ゛~」っていうまずさはないように感じます。
葛根湯とかに比べて飲みやすいです。
シナモンが入っているので、ほんのりシナモンの香りがします。
私料理で使われるシナモンの香りは苦手なのですが、この漢方薬は他の生薬も入っているからかシナモンの香りがきつくありません。
配合されている生薬と代表的な作用は、
- 桂皮(ケイヒ=シナモン)・・・身体を温める作用など
- 茯苓(ブクリョウ)・・・利尿作用や気持ちを落ち着かせる、むくみ解消など
- 牡丹皮(ボタンピ)・・・消炎、鎮痛作用など
- 桃仁(トウニン)・・・血の巡りを良くする作用など
- 芍薬(シャクヤク)・・・痛みを和らげる作用など
桂枝茯苓丸は、「冷えのぼせの生理痛タイプ」に効くそうです。
「比較的体力があって、下腹部が重く、肩こり、めまい、のぼせて足が冷える」ような人。
改めて見ると私にピッタリなような・・・
体力は決してある方じゃないけど、頻繁に風邪引くかというとそういうわけじゃないから、世間的にみると「比較的体力がある」分類になるのかな?笑
冷え性だし、足はむくむし、肩なんて凝ってないことがない。
マッサージとか行くと必ず
「バキバキですね」「こんなに(凝りが)ひどいお客様は初めてです」
って言われます。
でも、この漢方薬、実は私以前にも飲んだことあるんです。
確か、肩と首の凝りがひどくなって首が動かなくなった時。
だから身体全体の血の巡りを良くする、というので処方されたんだと思います。
一般的に漢方って即効性がないと言われると思うのですが、
以前その漢方薬を処方された整形外科では、
「漢方は体質に合えば西洋薬よりよく効く」
「体質に合わない人は体が受け付けないから飲めない」
と言われたのを覚えています。
漢方の力恐るべし。
漢方の飲み方は、一日3回。
食間や食前、と言われていますが、薬剤師さんにはいつでもいい、と言われました。
飲み忘れないことが大切、オススメは朝起きて1包飲むこと、と。
そうすれば残りの2回を好きなタイミングで飲めばいい。
そのうちの1回を寝る前に飲めば、あとはお昼~夕食前に1回飲むだけです。
確かにそれなら「飲み忘れたー!!」というのもないし、続けやすいと思います。
お湯で溶かしてから飲んだり、ぬるま湯で飲んだりする必要もないそうです。
確かに昔はそうだったけど、今は薬が改良されているので水で十分だそうです。
飲んでみて、調子も悪くないので、このまま続けてみようと思います。