「不妊治療をしよう!」
新婚早々の不妊治療
「子どもができにくい体だから、治療が必要やと思う」
半年前くらい前、夫はこういう風に言った。
「5年くらい前に自分の精子がダメやって知った時、一人で泣いて…」
夫は独身時代に「おかしいな」と思って、泌尿器科クリニックに行ったらしい。
当時の精液検査で
- 精子の量が少ない
- 奇形の精子がある
- 精子の動きが悪い
という、三拍子そろった結果が出たそうだ。
体は大きいけど、心は繊細な夫。
私と出会うずいぶん前から、夫はツライことを一人で抱えていた。
「でも不妊治療は、ぷぴ子の体に負担かけると思うねん」
夫は私の心配をしてくれるけれど、私は夫の方が心配だ。
たとえ治療がしんどいものであっても、この人を守っていきたいと心の中で誓った。
「私は大丈夫。おっしゃん(夫)の方がツライと思うから。私は治療で泣かへん!不妊治療しよう!女はタイムリミットがあるって言うし、今のうちや」
こうして新婚夫婦、おっしゃんとぷぴ子の妊活は始まったのである。
なんて、小説みたいに書いてみましたけど、実際「不妊治療をしよう!」のきっかけは2人とも、ハッキリとは覚えてないです。
確かこんな感じだったかな~くらいの記憶。
まだ半年前くらいのことなのに(笑)
当時は結婚式の準備やら、慣れない新婚生活やらで二人とも必死だったので(言い訳)。
上記みたいな「子どもできないかも~」「治療するか~」みたいなやり取りを何日かに分けて、徐々に不妊治療を視野に入れていった、
と言ったほうが正しいのかも。
こんないい加減かつ曖昧な記憶でスタートするブログで恐縮ですが、
とりあえず自己紹介を。
自己紹介
ぷぴ子
妻、31歳。朝が弱く、料理は苦手。好きな家事は洗濯。
夫の「おっしゃん」とはお見合いで結婚。
独身の頃は福祉関係の仕事をしていたが、結婚をきっかけに退職。
現在はウェブ関連の会社でパートとして働いている。
真面目そうな見た目とは裏腹に、変顔や変な発言で夫を笑わせるのを日課としている。
おっしゃん
夫、40歳。強面。外では無表情なため、初対面の人には怖がられることが多い(見た目は漫画『キングダム』の王騎将軍 似)。
しかし本当は心優しく誠実な人。ルールに忠実で、家での決まり事もきちんと果たす。
美食家。旅行が好き。
妻の「ぷぴ子」とお見合いで結婚。
仕事は忙しく、土日も休みは少ない。
その反動か、家ではほぼ布団の上での生活となっている。
時々、グズるぷぴ子をなだめては、皿洗いなど家事を手伝ってくれる。
本格的な治療はこれから
2人は2017年に出会い、入籍。付き合って間もない恋人であり、新婚夫婦でもあります。
2018年の春から体外受精専門のクリニックに通い始めて、9月から本格的に治療を始めることになっています。
妊活・不妊治療が今後私たちにどんな影響を与えていくのか、私たちはどんな風になっていくのかはまだ分かりません。これが2人の「壁」だとしたら、2人の絆を一層強くするものであればいいなと思っています。
これからブログをぼちぼち更新していきますので、良かったら覗いていってくださいね♪