2018/11/5 その他

当帰芍薬散

周りに建物もない広い道路の写真の画像

今日は、私が飲んでいる漢方薬についてお話ししたいと思います。

もう18年も前、私が21歳の時、生理不順で訪れた婦人科で、多嚢胞性卵巣症候群と診断されました。

その診断基準はいくつかあって

  • LHとFSHの値が逆転していること
  • 男性化(多毛や声が低くなるなど)
  • 排卵できなかった卵が卵巣の中にたまり、パールのネックレスのように見えること

などですが、私の場合はLHとFSHの値が逆転するくらいで多毛とか男性化することはなく、つまり自分では症状を全く感じませんでした。

でも、将来的に不妊につながる可能性もあると言われたのでかなり焦り(でも21歳なので今すぐ子供をつくったり結婚なんて到底考えられず)6つも病院を回り、いろんな先生の診断を聞きまくりました。セカンドオピニオンどころの騒ぎではないですよね(笑)

結果、3人の先生は「放置していていい。妊娠したくなったら病院に行けばいい」と言い、3人の先生は「妊娠したいと思った時に焦らなくていいように体を整えておこう」と言いました。

その中で当時一番自宅から近かった、下北沢にある中村クリニックというところで漢方薬(当帰芍薬散)をもらって飲むことにしました。

何しろ症状がないので、飲んでも飲まなくても変わらない気がして、しかも若かったし、処方された1ヶ月分がなくなったらまた飲まなくなり、しばらくして生理不順だと思ったらまた通う…の繰り返しを何年かしていた気がします。

それから何年も経って、アメリカに数ヶ月住むことになり、その時ちょうど生理不順だったので、先生が私に治療用ピル(避妊用ピルと違いホルモンの量が多い=中用量ピル)を持たせました。

さすがダイレクトに女性ホルモンを与えるだけあって、たいして食べてないのに太る太る(笑)

あまりにも太るのでちょっと凹みましたが、ピルのチカラは偉大で、ちゃんと決まった日に生理が来て安心したのを覚えています。

海外だと病院に通えないですから…

それからも、婦人科には通ったり通わなかったりでした。

私は、まさか自分がこんなに不妊で悩むなんてあの頃全く思っていなかったから、ちゃんと病院に通わなかったし、そういう身体のことを抜きにしたら自分は32~34歳で結婚して子供をすぐ産んで、1年か2年後にもう二人産んで…なんて皮算用をしていたので、全然ちゃんと自分の体に向き合いませんでした。

本当に後悔しています。まぁ、結婚したいと思う相手に巡り合わなかったということと、ちょうどその年齢に出会って結婚をした当時の主人はそういうことを真剣に考えてくれる人ではなかったので、相手選びも大事ですけどね(笑)

とにかく今このブログを読んでくださっている方が若い方なら、絶対に気になることを放置せず病院に行ってほしいです!!

写真は今日営業先で撮った一枚。山に囲まれた街に行きました。空気がおいしかったです。

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