多嚢胞性卵巣症候群
「多嚢胞性卵巣症候群」というのをご存知でしょうか?卵巣に小さな卵胞が連なって詰まり、排卵に障害が出てしまう症状のことです。
排卵できない卵たちがどんどんたまっていってしまう状態です。
実は私は昔「多嚢胞性卵巣症候群」と診断されていました。今は治っています。
なんでかかったのかも分からないし、なんで治ったのかもわかりません。
「多嚢胞性卵巣症候群」の特徴は、LH(黄体形成ホルモン)が高値になってしまうこと、そのせいで男性化して毛が濃くなったり、肥満になったりするそうですが、私はそれはならなくて、ただ生理不順でした。
東尾理子さんや山本モナさんが「多嚢胞性卵巣症候群」であることを公表していてその後お子さんを授かっているので、大きな励みになったのを覚えています。
20歳のころに診断されてとてもショックでその時6つの病院を回りました。「子どもがほしくなってから治療すればいい」というお医者さんと「今から漢方で体調を整えておいた方がいい」というお医者さんと半々でしたが、私は漢方を飲むことを選びました。
断続的ではありますが数年飲んでいたのが、ツムラの23番「当帰芍薬散」でした。食前に1日3回飲むタイプの粉薬。更年期障害の方も飲んでいたので、必ずしも不妊に特化した漢方ではないみたいです。
漢方なので緩やかな効き目らしいのですが、私には合っていたみたいで、気づいたらホルモンの値も正常に戻っていて、前は卵がたくさん見えた卵巣も普通に戻っていました。
治ったからと言ってまだ妊娠できていないので、何の説得力もないのですが、「多嚢胞性卵巣症候群」は治るということが伝えたかったです。
ネットで調べると「病気」として出てくるんですが、私が通っていた病院では「病気ではなく体質」だと言っていました。だから治療が必要ないというお医者さんがいたのかもしれません。
不妊で悩み始めると、ありとあらゆることが気になって調べだしてしまいます。ネットって良くも悪くも何でも出てきてしまいますよね。
私は単純なので、不妊の情報だけではなくダイエットでもなんでも、情報に振り回されてしまうところがあるので、あんまり見ないようにしようと思っています。
事実、いろいろ調べまくるのをやめてしばらくして気づいたら「治ってた」ので、気にしすぎもよくないんでしょうね。
先月子宮内膜症と言われてショックを受けて、大腸ガンかもと言われてショックを受けて、やっぱりその時はネットでいろいろ調べてしまったのですが、ある程度のところでやめました(笑)
だって落ち込むことの方が多いし。
明日は病気に関係しないブログを書こうかな(笑)
写真はお土産に頂いた博多のお菓子です。