男性の精子について
「タバコをやめて!」とお願いしようと思った件のつづきです。
先日のブログを書くとき調べた「タバコが与える妊娠への影響(男性を含む)」について、先日彼に話してみました。
話すというか、調べてブログに書いた内容をそのままコピペしてLINEで送りました。
すると驚いたことに、今職場に買い置きしているストックをすべて職場の人にあげて帰ってきました。
男性の喫煙が妊娠に影響があるとは思わなかったみたいで、読んでびっくりしたと言っていました。
もしご主人が喫煙者で奥様がそれで悩んでいる場合、もしよかったら私のブログでも、ネットで調べた情報でも何でもいいので、「言葉ではなく活字で」ご主人に伝えてみてください!
男性は「活字や数字などの視覚に弱い」らしいです(笑)
たばこに限らず様々な要因で引き起こされる男性不妊ですが、本当に多いんだそうです。奥様だけでいくら努力しても授からない時は、やっぱりご主人に検査を受けていただいたり、生活習慣(運動・食事・タバコ)を改善していただいたり、サプリを飲んでいただいたりが必要になってきます。
2017年にダンテという精液の成分分析を行う世界初のベンチャー企業が発表した「精液成分と男の妊活」という研究結果によると、23~58歳の健康な男性80人に精液を提供してもらって、精液の成分を調べた結果、「生活習慣が精液の質と密接に関わっており、血液や尿のように、精液中の微量成分にも本人の健康状態が反映されていることが分かった」というのです。
例えばテストステロンというホルモン。主要な男性ホルモンですが、20代から30代にかけて急激に減ることが分かっています。
精液中の8-OHdG(DNAの酸化を見ることができる物質)では、精液の酸化を示す指標となりますが、これは年齢とともに上がっている、つまり精子が酸化しているのだそうです。
(上記は株式会社ダンテが、2017年10/7に「第17回日本Men’sHealth医学会」にて『精液中微量成分分析とバイオマーカーとしての有用性について』として発表したものの引用です)
睡眠時間も密接に関係していて、7~9時間寝る人とそうでない人ではこの8-OHdGの数値も違っていて、やはり十分な睡眠がとれている人ほど8-OHdGの数値も下がるのだそうです。
数値の増加を食い止めるには「抗酸化」しかないのですが、それについては次回書きたいと思います。
とにかく年齢だけでなく生活習慣に応じて男性の精子も劣化するということが如実に表れている研究結果だと思います。
男性は本当に数字に弱いので、ネットでこれらの数字を調べて「(健康の為にも)生活習慣の改善をしよう」とお話ししてみると良いかもしれません。
少し前に深田恭子さんと松山ケンイチさんが出演されていた「隣の家族は青く見える」という妊活ドラマがあったのをご存知でしょうか?
このドラマ、夫婦がとても仲が良くて二人で妊活を頑張っているのがうちと違う点ですが(笑)、そんな二人でもたくさんの困難にぶつかりながら妊活に取り組むというお話でした(ご興味があればご覧になってください)。
一昔前なら子作りについてテレビドラマでやるなんて考えられなかったと思うので、だいぶオープンな世の中になってきたなと思います。
その中でご主人役の松山ケンイチさんは、質の良い精子をつくるためにいろいろなことを試します。
例えば下着。熱がこもるのはよくないので、ブリーフではなくトランクスにする。睾丸の温度は35度がベストなようなので、人間の体温からするとだいぶ低いですよね。だから風通しを良くして冷やすのだそうです。
なるほどー。納得。
あのドラマを見てからうちもトランクスを買ってみたけど、あんまり好きじゃないみたいで履いてくれない(T_T)
履き心地もあるだろうし半ばあきらめていますが、代わりに大好きなサウナは減らしてもらうなど、お願いしています。
他にもいくつか試していることがあるので、改めて書きたいと思います!