胚移植(3回目)とGM-CSF
土曜日、次の移植のスケジュールを立てるためにクリニックに行きました。
次は7月中頃~下旬になりそうです。
1,2回めは胚盤胞を移植しましたが、残り3個のタマゴさん達は初期胚。
受精後3日目?だったかな…←自分のなのに(笑)
先生「着床率を高めるためにタマゴを2個戻す方法があります。双子が生まれる可能性もありますが…」
これを聞いてわたしは、「双子⁈めっちゃいいな~!」と一瞬思ってしまいました。
でも貴重なタマゴさんなので、その2個がダメだったら、在庫が1個になってしまうわけなんですね。
しかも質がそんなに良くないのが残ってしまう。
おっしゃん(夫)方を見ると、
「今回は1個が…いいかな、と思うのですが」
とおっしゃん。
先生「そうですね、今回は1個にしましょう。」
そんなわけで、質がいいのを1個戻すことになりました。
ちょっと憧れてた双子ちゃん、今回は叶わないけどね~。
で、また一つ先生から提案がありました。
先生「移植の際に使っている接着剤を『GM-CSF』という培養液に変えてはどうかなと思います。
『GM-CSF』は女性の胚盤胞や子宮内膜で分泌されるサイトカインの一種で、
細胞の増殖や分化を促す働きがあります。
着床不全や流産を繰り返す人にいいと言われています。
ただ、今は研究段階なのですが…」
GM-CSFの存在は初めて知りましたが、「やってもいいかも」と思いました。
GM-CSFの成分は、
GM-CSF・ヒアルロン酸・HSA(ヒト血清アルブミン)・生理食塩・エネルギー基質・非必須アミノ酸・必須アミノ酸・EDTA・ゲンタマイシン・フェノールレッド
なんだか美容と健康に良さそうなものも入ってます(笑)
マウスの実験では、GM-CSFを投与することで流産を予防できるとされているらしい。
日本受精着床学会によると、「経産歴がなく流産歴のある症例で継続妊娠率が有意に改善した」という報告があるそうな。
不育症検査は高すぎてできないけど、GM-CSFの料金は4,000円くらい。
めちゃくちゃ高いわけでもないし(研究段階やのにお金とるんかいって思ったけど笑)、やってみようと思います。
おっしゃんも「やってもいいんちゃう」って言ってたし。
あと、前回と前々回の移植後に子宮が収縮した感じが気になっていたので、先生に相談しました。
「もう一種類、子宮収縮を予防するお薬出しましょう」とのこと。
リ…なんとか?ル…?
なんていう薬か忘れたけど(笑)
先生も不安な気持ちを汲み取ってくれてきっちり対処してくれるので、次回も安心して移植に臨めそうです。