採卵に行ってきました②
クリニックに到着後、血圧測定してから受付をすませて、呼ばれるまで待ちました。
昨日の夜中から絶食なのと、睡眠不足(生活のリズムが狂ってるため)なのと、お腹の張りでだんだんとテンションが下がってきた私。
そんな私を見てか、おっしゃん(夫)はそっと手を握ってくれました。
おっしゃんは「人の気持ちを察することが苦手」って言うけど察せてますよ、ありがとう。
名前を呼ばれて、リカバリー室とかいうところへ入りました。ココからはおっしゃんとお別れ。
案内された病室みたいなところで手術着に着替えました。
病室はホテルみたいに綺麗で、お布団がフカフカ。早くここで寝たーい、と思ってベッドに座っていました。
看護師さんに呼ばれてトイレを済ませた後、採血と点滴。
明るい看護師さんだったので、気持ちが和らぎました。
その後、採卵する部屋へ。
いよいよ採卵
初めて見る先生がおられました。
若そうな男の先生だったので、お股を広げて座るのが少し恥ずかしいなと思いつつ、着席。
イスがウイーーーーンと上がってお股がぱかーん。
まぁ、ここまでは内診と一緒です。
すると、
看護師さん「動かないように固定させていただきますね〜」
と、明るい声で手足をイスに固定されました。
それから先生が「中を洗浄しますねー」と膣をなんかの器具で洗浄。
内診の時は痛くないのに、これはちょっと痛かったです。お腹が張っているからかなー。
病院によっては採卵の時に麻酔を使わないところもあるみたいですが、
ここのクリニックは麻酔を使ってくれていて良かったです。
洗浄だけでも痛かったのに、麻酔なしの採卵なんかもっと痛いだろうな。
痛くなる前に早く寝たい、と思っていたところ、
鼻にチューブを当てられました。
中から風がシューーーー言うてます。
若干チューブが歪んでるのが気になりましたが、次第に後頭部が軽く痺れたような感覚になり、ほろ酔いのような気持ち良さが出てきました。
眠い、やっと眠れるぞ。
あ、でも一応許可取っておこう、
と思って
「麻酔効いてきました〜、寝ていいですか?」
と質問しちゃいました笑
すると看護師さんは「はい、寝てもいいですよー」と答えてくださり、
私は「あ、じゃぁ、おやすみなさい〜、ヨロシクお願いします〜…スヤァ」
と意識が飛んでしまいました。
あとは記憶が全くありません。
麻酔が醒めて
体が揺れた気がして、目を覚ますと病室のベッドの上でした。
私「あ、もう終わった?」
看護師さん「終わりましたよー!沢山卵が取れたので、ちょっと時間がかかりました!」
私「へぇ、たくさん…いてて、腰痛い」
生理痛のひどい時のような痛みがありました。
採卵って痛いんだなーと実感。
看護師さんが点滴を早めてくださり、痛みが落ち着くまで待ちました。
「いてーーーおーーー」と小声でベッドの上でゴロゴロしながら待ちました。
痛みと眠気で時間の感覚がなくて、どれくらい待ったか分かりません。
徐々に落ち着いてきた頃、おっしゃんが病室に来てくれました。
おっしゃん「お疲れさま、ありがとうね」
私「いっぱい卵とれたって!」
おっしゃんは朝ごはんをまだ食べてなかったみたいで、点滴が終わるまでの間に行ってもらいました。
30分後くらいに点滴が終わり、着替えを済ませると、ちょうどおっしゃんが戻ってきました。
おっしゃんの手には、最近オープンしたお店のチーズケーキの袋が…!
ご褒美に買ってくれました!
帰り際に看護師からの説明がありました。
取れた卵子はなんと40個!!
20個くらいかなーと、思っていた予想をはるかに上回ってました。
その分、OHSSの危険があるらしく、
採卵して2日後と1週間後に受診することになりました。
お腹の張りはありましたが割と元気だったので、帰りにお昼ご飯を食べて帰りました(ご飯を続けて食べるおっしゃん)。
帰宅後チーズケーキも堪能しました。
無事に終わった採卵。
問題なく元気やわー!と思っていましたが、それからまだ大変なことが起こるのです。
続く。