私は、韓国人男性と結婚して4年の日本人女性です。今はオーストラリアに住んでいます。
結婚直後から子どもは欲しいと思っておりましたが、海外に住んでいるのでもう少し先になってから、子どもを考えようと二人で計画をしていました。
なぜなら、滞在の為のビザや金銭面などの問題があったからです。
しかし昨年から、ようやく 本格的に赤ちゃんが欲しいと思い、それに向けていわゆる妊活というものを始めました。しかし、私たちの元にまだ子どもはいません。そのことについてお話させていただこうと 思います。
私たちは結婚当初から、子どもは欲しいと思っておりました。しかし、子どもを授かるには準備が必要だと思いました。
なので約3年間は自分たちのことを精いっぱい頑張ってきました。ようやくビザであったり、 金銭的にもそろそろ良いかなと思い、約1年前から妊活をしてきました。
婦人科に行き、私の体に問題はないか、風疹などの抗体はあるか、といったことを調べました。その時は何も問題はありませんでした。
また基礎体温に関しても、私は23歳頃からずっと計ってきましたので、自分の生理周期は把握していました。私の生理周期は基本的に約30日で安定周期です。
生理周期が安定しているのだから、排卵期もマニュアルどおりだろうと思っていました。一般的に、排卵期は生理から約2週間後の卵白のようなおりものが出た頃だと言われています。
旦那も排卵についても理解を深めてくれ、その頃に子どもが授かるように頑張ってました。
妊活といえば葉酸という言葉をよく聞きます。
薬局やスーパーなどでも葉酸のサプリをよく 見かけますよね。
私はサプリが薬のようなイメージがあり、妊活に薬?!という先入観からそれを服用しませんでした。できるだけ食べ物から摂取しようと、葉酸が多く含まれている野菜をよく食べていました。
私はタバコを吸いませんし、お酒も飲みません。まだ30歳だし子どもはすぐできる だろうと勝手な考えが私の中でありました。
しかし、4ヶ月ほど過ぎても子どもができる気配があり ません。
無排卵なのかと思い、まずできることから始めようと思いました。
まず行なったことは排卵検査薬です。薬局で売っているので手に入れる事は簡単でした。排卵予想日前後に毎日検査をしました。
そのことから分かったのが、自分が思っている排卵日とずれていることが結構ありました。
基礎体温も計ってはいましたが、口が開いていたり、正確に計れていないこともあったのかもしれません。排卵検査薬で陽性が出た時を狙いましたが、それでもすぐには妊娠しませんでした。
これで半年できなければ、本格的に病院で検査をしてもらおうと二人で話し合っていました。
そしてそれから約3ヶ月後、あんなに定期的にきていた生理が遅れました。基礎体温も高いままです。
もしや、と思いすぐに妊娠検査薬を試しました。結果は陽性でした。違う会社の検査薬3本試しましたが、すべてすぐに陽性反応が出ました。私は嬉しいのと感動と驚きで一人で泣い ていました。
すぐ旦那に知らせると、旦那も大喜びでした。
そのとき生理が遅れて5日後くらいだっ たと思います。
病院へは1週間後に行こうと思っていました。
なぜなら、早くに病院に行っても心拍が確認できなかったり、妊娠がはっきり分からないという のも聞いたからです。
病院に行くまでの1週間は心がふわふわしていました。今年中には3人家族になるんだ、という浮かれた 気分でした。
そして1週間後、病院に行く当日のことです。
トイレに行くとティッシュに薄い血のようなものがつきました。私は一気に不安になり、泣きじゃくってしまいました。
旦那は妊娠初期にはたまにあることみたいだし大丈夫、と勇気つけてくれました。しかし私の不安は消えません。
心ここに あらずのまま、病院へ向かいました。
医者からは「流産しかかっています、明日もう一度来てください。」と言われました。
帰宅後は出血が多くなり、今回は無理かなとだんだん覚悟ができてきました。
翌日また病院に行き、再び血液検査をしました。本来なら2倍の数値にはなっていないとおかしいはずの HGC数値は昨日とほぼ同じです。
「妊娠初期の流産は、母親が原因ではなく赤ちゃん側に問題が あることが多いし、妊娠初期にはよくある事です。」と医者からのいわゆる流産宣告です。その後医者からは 3つの選択を出されました。自然に流れるのを待つか、薬で出すか(海外はこの処置もあります)、手術をするかでした。
私の中でまだ諦めきれないという気持ちがあったので、自然に待つという選択をしました。
もしかしたら妊娠継続するかもしれません。ダメだったら自然に出てくるでしょう。私にとって一番無難な選択でした。
でもやはり帰宅後はショックで数週間は情緒不安定でした。
病院からは「自然排出であれば2週間前後で、出くるでしょう。」と言われていました。その後は、約1週間後に出血とともに胎嚢のようなものが出てきました。
その時点で私は意外にもすんなりその事実を受け入れることができました。
「胎嚢が出る際に大量の出血と腹痛があるかもしれません。」と言われていたにも関わらず、腹痛は全くと言って良いほどなく、出血も生理の2日目程度でした。
その後病院に行き検査してもらうと、「子宮にはもう何もないです、その後少し出血が続くだろうけど自然に止まるからね。」と言われました。
結局約1ヶ月後に出血は止まりました。
前回の妊娠は結果的に残念な結果になってしまいましたが、その時に医者から言われたのは、 やはり「葉酸」という言葉です。
葉酸サプリメントは、妊娠を計画する3ヶ月ほど前から飲み始める良いということでした。 それにより、母体にも赤ちゃんを受け入れる準備ができるということです。
赤ちゃんを受け入れるには、母体そのものにも準備が必要なのです。よく聞くと当たり前だと思います。
私のように生理が定期的にきていて、タバコも吸わない、お酒も飲まない人間でも、流産をしてしまう可能性はあります。
医者からそのときにすすめられたサプリメントは、国内産の葉酸サプリメントです。
このサプリメントは葉酸がたくさん含まれています。そして葉酸は流産のリスクも減らすということです。
医者がすすめるくらいだからやはりサプリメントは悪くないんだな、と私に思い知らせてくれました。
私の場合は流産してしまってから基礎体温 がバラバラになってしまい、まだ生理も来ていません。ですが今も妊活を継続中です。
生理がまだ来ていないので行為はしていませんが、葉酸が多い野菜を相変わらず積極的に摂取しています。そして医者からすすめられたサプリメントをすでに取り始めました。
今は生理がまた定期的にくるのを待っています。そしてまた赤ちゃんが戻ってきてくれるのを待っています。
赤ちゃんを授かりたいのあれば、やはり前もって準備をすることが必要なのかなと思います。基礎体温と排卵検査薬であれば、最初に手軽にできることだと思います。まずは自分の体を知ることが大切です。
葉酸サプリメントは先天的な障害のリスクを減らすと言われています。そして流産のリスクも減らすそうなので、 積極的に取り入れながら妊活を一緒に頑張りましょう。