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2018/05/17 20代その他

夫が妊活に無知すぎてイライラした私の体験談をご紹介します

妊活を経て現在2児のママです。いわゆる妊活あるあるとして有名なのが、妊活に対する夫との温度差を感じることではないでしょうか?私も夫に対して何度イライラしたことか…。ここでは夫との温度差を感じた時のことをご紹介します。

「妊活クライシス」ってご存知ですか?

妊活クライシスとは、妊活がうまくいかず夫婦仲が危機(クライシス)に陥ることです。

よくあるパターンは「妊活に対して積極的な妻」対「妊活に対して消極的な夫」ではないでしょうか?

どちらも子どもがほしいという気持ちに変わりはないとは思いますが、妊活期間が長引くと早く成果を出さないと!と焦る妻側、そこまで頑張らなくてもすぐ授かるものだと思う夫側。このような対立がうまれやすくなってしまうのです。

特に真面目で一生懸命取り組んでいる夫婦ほど陥りやすいと言われています。夫婦仲が悪くなれば妊活どころではありません。妊活クライシスが深刻になり最悪離婚まで発展してしまうケースもあるようです。

我が家では妊活クライシス、とまではいかないかもしれませんが、妊活をめぐっては温度差を感じた出来事がありました。

夫に対してイライラした私の体験談

夫はそもそも協力的な方でした。

うちの夫は妊活に対して協力的な方でした。まずは排卵日付近を狙えば妊娠しやすいことなど簡単なことを伝えトライ。夫の仕事は激務な方ですが今思うと予定を合わせるなど、なかなか頑張ってくれたと思います。また初めて妊活した時はまだ新婚だったこともあり、夫婦仲は良い方でした。

ではそのような夫婦関係だったにもかかわらず、なぜ私がイライラしていったのかをご紹介します。

夫の無知さにイライラした時

夫が妊娠・出産に対して“無知”なことが私を一番イライラさせました。今思い出しても少しイライラするほどです。

うちの夫に限らず、男性は「妊娠すること」を簡単なことだと思う風潮があるように思います。避妊をやめればすぐ出来るだろう、と。実際夫の職場ではおめでたラッシュだったらしく、なかなか授からないという人はあまりいないようでした。(でも今思えば不妊に悩んでいた同僚もいたらしいのですが、当時は分かりませんでした。)

私は避妊をやめるという本格的な妊活を開始する前の数ヶ月間基礎体温を測ったり、葉酸サプリを摂取したりするなど妊娠しやすい体づくりを行っていました。

日頃体温を測ったりサプリメントを摂取したりするような習慣はないので、毎日続けることは少し苦痛に感じるほど。無事に妊娠する為には必要なことだと思っていたのです。

ですが、夫はそこで一言「本当に意味あるの?」と。もう、そこまでする意味を勉強してから出直して来い!と非常にイライラしたのを覚えています。

夫の余計な一言が私を追い詰める

私を追い詰めた夫の余計な一言は「また(生理が)来たの?」分かっています、分かっているんです。生理がきた=今回も妊娠しなかったという事実くらい本人が一番理解しています。

妊活を頑張ったのにも関わらず結果に結びつかなかったことで、ショックを受けているのは他でもない妻自身です。ですから、パートナーは決してこの言葉を言ってはいけません。

ですが、私の夫はこのような言葉を平気で言ってきました。日頃から夫婦でよく冗談を言うような関係だったので、夫もその延長で発した言葉です。特に悪気があったわけではありません。(そもそも悪気があって言ったなら本当に許せないですが。)

私は「なんでそういう言葉しか返せないの?」と言うのですが、夫はなぜ私に怒られるのか理解していない様子。夫婦仲が険悪になった日にはタイミングをとるどころではありませんでした。

夫と妊活に対する温度差を感じた時の対処法~我が家の場合~

妊活に対する温度差を感じた時に、私がとった対処法をご紹介します。

妊活に対して焦らない

妊活が長引けば長引くほど非常に難しいこととは思いますが…妊活に対して焦らず、ゆったりとした気持ちで臨むことが大切です。

焦れば焦るほどイライラしてしまい、パートナーにも当たりやすくなってしまいます。上手くいかない時は思い切って妊活をお休みするなどの気分転換も必要です。

男脳と女脳の違いを理解しておく

男脳と女脳ってご存知ですか?男性は主に左脳で思考するため理論的に考えることが得意です。合理的に解決方法を導き出す傾向があります。

反対に女性は脳全体で思考するため、感情なども考慮して考える傾向があると言われています。したがって気持ちなどをくみ取ることが得意です。考え方が違うから、男女のケンカはよく平行線で終わるのですね。

このように、男性側(男脳)と女性側(女脳)の思考方法はそもそも異なることを、双方とも理解しておくことが大切。

具体的には男性側は女性側の気持ちを考えて発言する。答えを出さず気持ちに寄り添うだけで良い場合が多いです。逆に女性側は、男性が発言した意図には客観的に事実や答えを出したにすぎず、傷つけるような意図で発言をしたわけではない、ということを覚えておいてほしいと思います。

このように考えれば、不用意な発言で相手を傷つけたりケンカしたりすることもなくなるでしょう。

パートナーには第三者から妊活のデリケートさを伝えてもらう

女性は妊娠・出産に対して非常にデリケートです。なぜなら女性が妊娠・出産の当事者となるからです。ですので、妊活の始めのうちからパートナーと情報を共有しておいた方がいいですよ。

例えば妊娠の確率は意外と低いことを話しておけば、「また(妊娠)できなかったね」なんて不用意な発言はしなくなると思います。

ですが、女性側からパートナーに対して妊活の話をしても、なかなか心に響かないという方も多いのではないでしょうか?まさしくうちもそうでした。

そのような場合は、第三者から話してもらうといいです。例えば不妊外来に通っているならパートナーに診察に同席してもらって医師から伝えてもらうとか、妊活や妊娠を扱ったドラマや書籍を見せるなどです。

女性から直接伝えるより意外と効果があるかもしれませんので試してみて下さい。

その後どうなったか?

先ほど述べた通り、夫にはいろいろ話したりドラマなど見てもらったりしました。また、私も夫の発言に極力イライラしないよう、時には聞き流していましたよ。おかげで仲は持ち直し、無事妊娠できました。

仲を取り戻したおかげで妊娠直後から始まったつわりにも優しく看病してくれましたし、2人目の妊活時にはかなりデリケートに私を扱ってくれました。

妊活は山あり谷ありドラマの連続ですが、頑張って乗り越えればきっと家族の絆も深まるはず。ちなみに妊活クライシスの次は産後クライシスなるものも存在します。うちも例にもれず経験しましたが。産後クライシスもこの時の経験を活かして乗り越えられました。

妊活に対して夫婦の温度差を感じた時には、今回ご紹介した方法を是非試してみて下さいね。

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