2018/10/24 30代体外受精

ベビ「待ち」でなく「迎え」にいく!

焦るアラサー

ギリギリ27歳で滑り込み結婚をして、30歳までには子どもは二人くらいいたらなぁと気楽に考えていた新婚当初。

私は三姉妹、主人も四人兄弟で育っていたこともあり、すぐに子どもを望んでいました。

周りも結婚出産まで順調な夫婦だらけで、自分自身すぐに授かると思っていたので、不妊という言葉に興味もなければ、当てはまるなんて思ってもみませんでした。

ですが結婚して半年程しても気配もなかったため、まだまだ気楽な気持ちで基礎体温をつけ始めました。

いわゆる妊活、のスタートでした。

いざ測ってみると体温グラフはガタガタ、生理も不順、よく考えれば冷え性だったりと自分の体のことをよく知らなかったことに気づきました。

ネットで検索してタイミングの時期を調べたり、体を温めるようにしてみたり、サプリをいくつか試してみたり。

ですが妊活スタートから一年、気持ちが焦るばかりで進展はなく、この頃は主人と険悪になることもありました。

タイミングを取りたい日に限って主人が仕事が遅くなって、帰宅しこたつで寝落ちしていたりすると、どうしようもなくイライラしてきつく当たってしまったり。

一ヶ月に一度のチャンスなのに!

待っていたのに!

と、排卵日を伝えていたわけではないので、相手に分かるはずもないのに一方的に怒って泣いて、そんな自分に疲れてしまったりもしていました。

この頃は気持ちが毎日敏感で、夜になると色々考え出して勝手に涙があふれたり、出かけても家族連れが気になって子どもは見たくないとさえ思っていました。

でもこんな汚い心の自分にはきっと赤ちゃんは来てくれない‥。

モヤモヤした気持ちが収まらない時は、日記にその時の気持ちを書きなぐって発散していました。

そしてこのままでは何も進まない、原因を知りたいと思い主人と相談して不妊治療をすることを決意しました。

三歩進んで二歩下がる

幸い近くに不妊治療専門のクリニックがあり、二ヶ月待ちのところをキャンセルが出てすぐに初期検査を受けることが出来ました。

そこで引っ掛かってしまったのがエンドトキシン検査という、月経血採取をして調べる検査。陽性になり‥なんと!基準が1以下のところを9300という数値。簡単に言うと着床の妨げとなるエンドトキシンという成分が、これだけ子宮にあるということのようです。

あまりにもショックで調べまくったのですが、まだまだメジャーな検査ではないようで情報があまりなく、不安でしょうがなくて、家に着いた瞬間玄関で泣いて崩れ落ちたのを覚えています。

出された抗生剤の内服をしながら、とにかく体の中を綺麗にしようと必死でした。

もともと妊活でルイボスティや白湯を飲んだり、根菜や葉酸を多く含む野菜を食べたりしていましたがさらに、よもぎ茶、タンポポ茶を飲んだり本を見ながら子宝ヨガをしたりデトックスを心がけたら、なんとか二ヶ月ほどで陰性にすることができました。

安心したのもつかの間、この頃主人も検査を受けていたのですが精子の数、運動率、項目のどれをとっても平均を大幅に下回る数値‥自然妊娠はまず無理、人工受精も難しいと言われ。人生の目標を失ってしまった気分でした。

主人は処方されたサプリでの様子見をしながら私は通院を続けていたところ、今度は生理がなかなか来なくなり、ストレス性の下垂体機能不全と診断され漢方の内服を開始。

まさに進んでは戻る、の繰り返しでした。

妊活スタートから一年半、この頃は芸能人の懐妊ニュースに怯え、友人の妊娠報告に落ち込む日々。

ストレスを溜めないようにと思うことがストレスでした。

病院ではカーテン越しに聞こえる隣の人の診療内容に、気持ちが揺さぶられないよう耳をふさいでいたりもしました。

心配性でせっかちな性格も自分を追い込んでしまっていたと思います。

主人も同じ気持ちでいてくれるのはわかってはいても、楽天的で穏やかなタイプなので、もっと自覚して生活を見直してよと何度も衝突しました。

病院でタイミング治療を始めてから半年、先生の勧めもあり人工受精へステップアップしました。

主人の数値はサプリによって時々改善が見られたものの、平均に届くことはなくあまり人工受精に期待はしていなかったのですが、二回行いどちらも陰性に終わった時にはさすがにへこみました。そしてすぐに体外受精へさらなるステップアップすることにしたのです。

迷いなし!進め!

私も主人も最初に体外受精を視野に入れてと言われていたこともあり、ある程度心の準備が出来ていたので治療自体にさほど抵抗はありませんでした。

金銭的な負担と体への負担に不安がありましたが、とにかくチャレンジしたい、出来るところまで頑張ろうという気持ちで一致していました。

採卵周期には一定期間自分でお腹に注射をしたり決められた薬を飲んだり、採卵後にはお腹に水が溜まり点滴に通ったりもしました。

でもその頃は不思議と体のつらさなどより、少しでも可能性のある治療をしているんだという期待と、前に進んでいるからなるようになるんだと委ねるような感覚で、気持ちの不安定さはだいぶ減っていました。

病院に通うことがつらい方もいると思いますが、私の場合は体の様子を教えてもらっている安心感があったように思います。

院長の女医さんがとても良かったことも大きな要因でした。

結果体外受精と、さらに高度な顕微授精とを織り混ぜてグレードの良い卵が取れ、凍結をして一ヶ月体を休ませてから移植をすることができ、無事に着床することができました。

気持ちのヨリドコロ

まさか自分が不妊治療をして通院するなんて思っていませんでしたが、男性不妊だけでなく私にも原因があり、体は嘘をつかないなぁと痛感しました。

思い起こせば体を温めることを気にしたことはなく、アイスや甘いおやつが大好き、夜はシャワーだけで済ませたり夜更かしをしたりと、自由にやってきたものが貯まってしまったのかなと思います。

そして食事の改善は効果があったと実感します。

夏でも冷たい飲み物は避けて上着を持ち歩いて、常に足先が冷えないよう気をつけていました。

主人にはサプリの他にトマトジュースを毎日飲んでもらい、これも少しですが数値の改善に繋がりました。

ただし難しかったのは精神面です。

とにかく周りは順調に授かっていたため気持ちを共有できる人がいませんでした。

羨ましくて、妊娠報告も素直に喜べず、そんな自分が嫌でした。

LINEで子どもの画像を送ってくるだけの友人にイラッとしたり、妊婦や子連れの友人との集まりを避けるようになったり。

同じ時期に結婚した芸能人を検索して、妊娠しているか調べたりなんてこともしていました。

こんなに器がちっちゃくて醜い自分だからダメなんだ‥。

でも同時に、こんなに妊娠出産が奇跡的なことなんだと知ることが出来たのは、この経験があるからだと思うこともありました。

こんなに待ち望んでいるから、誰よりも大切に育ててあげられるはずという気持ちも。

治療中一番救われたのは、同じように不妊治療している方のブログでした。

リアルタイムで本音を綴っていて、同じ気持ちだと嬉しくなったり、励まされたり。

主人にも家族にも言えず抱えていた気持ちを共有できた気がして勇気付けられていました。

読んだあとは優しい気持ちにもなれました。

顔を知らない人でも力になれたり情報をもらえたり、この時代でありがたいなと。

自分の気持ちを楽に出来る場所を見つけてほしいなと思います。

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