2018/09/16 30代体外受精

不妊治療について

個人病院でのタイミング法

不妊治療と一言で言っても様々な治療方法があります。

私自身、不妊治療を始めるまでは全く知識がありませんでしたが、ここでは私が実際に体験した治療方法をご紹介したいと思います。

私は32歳の時に不妊治療を始めた時は、不妊治療を専門としている病院では無く個人の産婦人科を選びました。

その個人病院では不妊治療も診ていますというくらいの病院で、人工授精までの治療方法しかできませんでした。何故この病院を選んだかと言うと、その時はフルタイムで仕事をしていたので、通院時間、通院場所を優先して選びました。

不妊治療の知識があまりなかった私は、治療方針や治療方法などを見て病院選びをすることができませんでした。

今考えると、もう少しちゃんと色々調べて病院選びをすればよかったなと思っています。この病院では「子どもができない」という事を伝えると、まず始めに検査をしてみましょうということになりました。

私の検査結果は排卵障害、多嚢胞性卵巣症候群、子宮筋腫があるということでした。夫の検査も同時にしましたが、夫の精子は数が少なく運動量も著しく悪いというものでした。

検査と並行してタイミング法という治療方法を行いました。タイミング法とは病院で排卵のタイミングを計り、そのタイミングに合わせて夫婦で仲良しをするという物になります。

私はこのタイミング法を3回ほど行いましたが、結果はでませんでした。タイミング法は不妊治療の中でも本格的な治療という感じは私にはなく、不妊治療をしているという実感はありませんでした。

しかし、タイミング法を行うにあたって、私と夫の体質改善のため漢方が処方されていましたが、毎日3食後に漢方を飲むことはとても辛かったです。

とても苦い漢方でしたし、飲むのを忘れたり会社に持っていくのを忘れたりできちんと飲んでいませんでした。

タイミング法では私たち夫婦は結果がでず、次のステップに移りましょうということになりました。

人工授精へのステップアップ

人工授精にステップアップするまでに、病院へ通い始めてから半年ほどが経っていました。

仕事をしながらだったので日程が合わなかったこともありましたが、私自身そこまで焦って不妊治療をしていませんでした。

人工授精へステップアップする時の説明を聞いた時に、なんとなくこれで妊娠するかもしれないと漠然と思ったのを覚えています。というのも人工授精というのは、夫から採取した精子を特別な機械を使って元気の良い精子だけを集めて、私の排卵のタイミングに合わせて私の子宮に戻すという物でした。

この説明を聞くと、本格的な治療のような気がしてなんとなく妊娠する確率がすごく高いんじゃないかと思ったのです。人工授精を行うにあたって、まずは私自身の排卵を助けるためにホルモン治療を行い頻繁に病院へ通って排卵のタイミングを計ります。

そして、そのタイミングに合わせて夫から精子を採取します。私たちの場合は3日前に人工授精の日程が決まったので、夫に仕事を休んでもらい私もシフトの調整をしてその日に挑みました。

同日は朝早く病院へ行き、夫の精子を採取します。採取した精子を機械で分別するのに2時間ほどかかるということだったので、私たちは近くのファミリーレストランで朝食を食べました。

私たち夫婦はそれぞれ時間の合わない仕事をしていたので、この時不妊治療を始めてから初めてゆっくり夫婦で今後のことや治療の事を話す事ができました。

2時間後に病院へ行き、夫の精子を私の子宮に入れます。この治療自体は全く痛みもなく、日程が突然決まる事以外はそんなに大きな負担はありませんでした。

そして、人工授精から10日から2週間後に病院で妊娠しているかの検査をしますが、私はこの方法では妊娠することはありませんでした。2回目の人工授精でも妊娠しなかった時に人工授精で簡単に妊娠するかもと思っていた私はここで初めて、自分たちの置かれている状況を詳しく調べることにしました。

そうすると今まで簡単に妊娠するかもと思っていたのが、どんどん崩れていきました。私の排卵障害、多嚢胞性卵巣症候群、子宮筋腫という状況ではなかなか妊娠するには難しいということ、夫の精子の状況で人工授精で妊娠する確率はほぼ無いという事などがわかりました。

そこからの私の行動はとても早く、人工授精で妊娠しないならどうしたらいいのか、このままこの病院で治療を続けていいのか色々な事を考えました。そして個人病院で結果を聞いたその直後に、この地域で一番不妊治療の実績が高い病院へ電話していました。

不妊治療専門の病院への転院

今まで通っていた個人病院では人工授精までの治療しかできませんでした。それでも人工授精で妊娠すると思っていた私は転院することなど考えていませんでしたが、2回の人工授精で妊娠しなかった私は、さらに専門の治療を受けるために転院することを決めました。私が転院した病院は不妊治療ではとても有名な病院で実績が高く、治療方法もその人の状況に合わせてオーダーメイドでやってくれるという病院でした。

さっそく、私は今までの検査結果や人工授精で妊娠しなかった旨を先生に伝えました。そうすると、先生は「金はかかるけど妊娠するためには体外受精しかないでしょう」いう判断でした。

体外受精には抵抗もあるかもしれないので、夫婦で良く話し合ってくださいと、体外受精について詳しく書いてあるパンフレットをくれました。

私自身は自分で調べていて体外受精への抵抗よりも、子どもがほしいという気持ちの方が大きかったので、すぐに体外受精をしようという先生が言ってくれたので、これでやっと妊娠できるという思いになりました。

夫も同じ意見でした。夫には前もって体外受精のことを詳しく説明していたので、抵抗がなかったのだと思います。

しかし、実際は体外受精といってもたくさんの方法があり、治療自体にはとても時間がかかります。

私たち夫婦の場合は私にも夫にも不妊の原因があったので、それを一つ一つクリアにしていく必要がありました。まずは私には排卵障害があったので、その治療として薬でホルモンの調整をするため毎日錠剤の薬を飲むこと、そしてできるだけたくさん排卵させてそれを採卵すること。

漢方を飲んでいた時は服用を忘れたりしていましたが、この時は一日たりとも忘れずにきちんと飲んでいました。明確にゴールが見えていた気がして、治療中はつらいという気持ちよりもなんとかして妊娠したいという気持ちの方が大きかったです。

しかし、この治療は今までの治療よりもはるかに時間の拘束が長いのと、痛みを伴う治療でした。錠剤だけでなく直接ホルモン注射を何度もしました。注射が嫌いな私にはとても苦痛でした。

また、採卵自体は全身麻酔をつかっておこないましたが、麻酔が切れた時にはとても痛くて無意識のうちに叫んでいたようで、看護婦さんが慌てて駆けつけるということもありました。

夫も精子の状態が悪かったので、精子の採取を何度も何度も行って、できるだけ質の良いものを採取しようとしてもらいました。そして、採卵し夫の状態の良い精子が採取出来て初めて体外受精を行います。

私たちは体外受精の中でも確率が高いと言われている顕微授精の方法で治療しました。顕微授精というのはひとつの卵子にひとつの精子を直接注入するといもので、とても高い技術が必要ということでした。

私たちはこの顕微授精でできた受精卵を一度凍結し、私の子宮を妊娠しやすい状況にしてから戻し、無事妊娠することができました。

治療していた当時は金銭面の負担も大きく、とても時間がかかりなかなか結果がでない事に焦ったりしていました。

今、こうして振り返ると自分自身で色々調べたり、他の方の体験談を読んだりすることで、今後の事がすこし理解できて楽になったことを思い出します。

私の体験も今治療している方や、治療しようか迷っているかたの参考に少しでもなれればいいなと思い、紹介させて頂きました。

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