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2018/05/17 20代その他

不妊治療ってどんなことするの?不妊治療の種類や効果は?

不妊治療を始めるご夫婦の多くは、妊娠したいと思った時にすぐ妊娠できると思っていた。という方、多いのではないでしょうか?

実際は多くの方が自然妊娠できずに医療技術にて妊娠の手助けをする、不妊治療をしています。不妊治療と聞くと、お金がかかるイメージがあったり、内容や効果などが分からず、迷ってしまう方が多いと思います。

そのため、自分が不妊かもしれないと自覚してから不妊治療を開始するまで時間がかかってしまう人が多いのです。そこで、不妊治療の種類や期待できることについてご紹介したいと思います。

不妊治療には一般的には「タイミング法」「人工授精」「体外受精」「顕微受精」の4種類があります。

順番に治療していき、効果がなければ次の治療へとステップアップしていきます。

まず始めに、不妊治療を開始する際は、妊娠できない原因を探すために数多くの検査を行います。

原因は、女性だけではなく男性にある場合もあるので夫婦揃って検査を受けることをおすすめします。

検査が一通り終わったら、不妊治療の開始です。

原因が分かれば対策はあります。しかし、女性にも男性にも特に問題はなく原因が分からない場合もあります。

この場合、的確な治療法がないということになってしまいます。

不妊治療ステップ1:タイミング法

タイミング法とは、病院で排卵日を特定することで排卵日前後に確実にタイミングを取ることができるという治療法です。

タイミング法は自然妊娠できる確率を高めるための治療法であり、自然妊娠に変わりはありません。

まず、正確な排卵日を知るために「基礎体温」を毎日付けます。

基礎体温表を持って、排卵日が近くなったら病院へ行き、エコーや尿検査で排卵日を予測します。

卵子が18㎜〜20㎜になると排卵します。

病院の先生から指示された日に合わせてタイミングを取るようにしましょう。

また、生理不順で排卵が正常に行われない場合は排卵誘発剤という薬を飲んで排卵させます

排卵誘発剤を使うことで、確実に排卵させて妊娠に近付くことができます。

注意が必要なのが、排卵誘発剤を使うと2つ以上の卵胞が育つ場合があり、その卵胞が妊娠に至った場合は双子になります。

また、確実に排卵日前後にタイミングを取ったとしても、妊娠の確率は25歳で30%しかありません。

年齢を重ねるごとに染色体異常の関係で、妊娠の可能性は徐々に減っていきます。

35歳で18%、40歳で5%と言われています。

無事に受精し、着床しなければ妊娠には至りません。

きちんとタイミングを取れたとしても妊娠できる確率はこんなにも少ないのです。

このため、30代以上の方は病院の方針にもよりますが、すぐに次にステップアップする方は多いでしょう。

不妊治療ステップ2:人工授精(AIH)

人工授精とは、事前に採取した精子を医師が注射器で直接子宮の奥に入れるという治療法です。

事前に採取した精子の運動率をよくするために、培養液で処理を行います。

子宮に入れた後は無事に受精し、着床してくれるのを待ちます。

人工授精を行った後、14日後に妊娠しているかの確認をします。

人工授精と聞くと、言葉のイメージ的に自然妊娠ではないように思えてしまい、抵抗を感じていた方もみえるかもしれません。

しかし、人工授精は自然妊娠に近い治療法といえます。

人工授精で妊娠した人の役90%は5回以内に妊娠しているというデータがあります。

このデータから、人工授精を5〜6回経ても、妊娠に至らない場合は次へとステップアップします。

不妊治療ステップ3:「体外受精(IVF)」

体外受精とは、採取した卵子と精子を受精させて受精卵になったものを子宮に戻します。

受精卵を子宮に戻す方法は受精卵をすぐに移植する方法の他に、受精卵を凍結させて自然周期に合わせて移植する方法があります。

これを「凍結胚移植法」といいます。

凍結胚移植法はしっかり育った受精卵を凍結させておくことで、いいタイミングで子宮に移植することができます。

体外受精は、もっとも高度な治療法の1つといえます。

タイミング法や人工授精に比べて、効果が期待できる分、費用も高額で女性への負担も非常に大きいです。

夫婦でしっかり話し合い、お互いに支え合うことが必要ですね。

体外受精でもなかなか妊娠しない場合は、次へステップアップします。

不妊治療ステップ4:「顕微受精」

顕微受精とは、顕微鏡で1つの卵子と1つの精子を受精させ、発育した受精卵を子宮へ戻すという方法です。

この発育した受精卵を「胚」と言います。

受精卵を確実に受精させて育てるため、妊娠率がアップします。

しかし、妊娠率は体外受精と変わらないため、この治療法はあまり行われていないようです。

不妊治療のステップ4まで紹介しましたが、いかがでしょうか?

妊娠にはタイムリミットがあります。

女性の多くが赤ちゃんを欲しいと願う日が来るでしょう。

今も長い間、赤ちゃんを待ち望んでいるご夫婦が多いと思います。

年齢を重ねるごとに妊娠率はどんどん低下してしまいます。

女性だけではなく、男性も40代からは妊娠させる力が落ちてしまいます。

もし無事に着床して妊娠確定したとしても、流産してしまう確率というのも年齢を重ねるごとに高くなってしまいます。

初期流産は30代で20%、40代で40%と大きく上昇してしまいます。

7人に1人は流産を経験しています。

初期流産は、妊娠3ヶ月の11週までの間に流産してしまうことを言います。

妊娠3ヶ月は、すでに心拍が確認できて、エコーでは小さな手と足が分かるくらいに成長しています。

そんな時に流産になってしまったら、精神的に大きなダメージを受けますよね。

ここまで書いてきましたが、私も不妊治療、流産、共に経験があります。

ずっと待ち望んでやっと授かった我が子を亡くした悲しみは大きいですね。

立ち直るためには時間がかかりました。

初期流産は、ほとんどが染色体異常で母体が悪いわけではありません。

ずっと安静にしていたとしても、流産してしまう時もあるんです。

そう言われても自分を責めてしまうのが、もうすでに「お母さん」なんだと思います。

不妊治療を始めようと考えている方、不妊治療のスタートは1日でも早いほうがいいでしょう。

不妊治療は夫婦の協力が必要不可欠です。

ご夫婦で不妊治療についてよく話し合って始めるようにしましょう。

妊娠は「キセキ」です。

妊娠に至るまでの確率、無事に出産までたどり着ける確率、これを考えたら本当に「キセキ」と言えるでしょう。

我が子を待ち望んでいるお母さん、お父さんの元に、「キセキ」が起きますように、祈っています。

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