2020/09/2
人工授精
いよいよ人工授精
あれは寒さが少し和らいできた3月。
新型コロナウィルスが徐々に蔓延してきて、その頃はここまでなるとは思ってもいませんでした。
あ~またあの県で少しずつ出てきたな、やばいかもね。緊急事態宣言出れば会社休めたりしてね。
な~んて職場の仲間と冗談ぽく言っていたような。危機感はそこまでなくて。
ただ、仕事が減ってきたことは事実で、売上が下がったため残業できない体制に。
やばいやばい言っている割にはこの後に私たちに降りかかる大不況は予想だにしていませんでした。
3月初旬の生理が終わり、いよいよ人工授精に移る準備を始めました。
とは言っても特になにかするわけでもなく、いつも通り排卵日の確認に。
そして、だいたいの日取りが決まった後、旦那に日にちを伝え、その日に精液を準備してもらいました。
私は仕事でたまたま旦那は休みだったので、一度帰宅する前に用意してもらいました。
精液を準備するのは早くても遅くてもダメなのです。
なのでその日は19時から予約だったので、16時から18時くらいの間でお願いと伝えました。
そのクリニックでは4時間前から採取したものと言われていました。
仕事帰り、どう?準備出来た?とLINE。
もう少ししたら頑張ります!との返事。
集中してもらうために、その後は連絡はせず、少しゆっくり帰りました。
帰宅後旦那いわく、ネットでお姉ちゃんの動画を色々見て頑張ったらしく、
まぁそういうものとはわかってはいたけど聞きたくなかったw
念入りに手洗い消毒して、ケースに私の名前と診察番号、採取時間を私自身で記入しました。
透明なカップだったので、中身が見えていたのがなんだか生々しく。。。
でもこれが赤ちゃんの生命の源なんだ!と思ってアルミホイルに包み、さらに外から見えないような袋に入れて準備をしました。
量が少なかったので、かなり不安な気持ちを抱えながら旦那の運転する車でクリニックに向かいました。
車で15分かからないので、他の人の目に触れることもなく安心して向かうことが出来ました。
旦那はクリニックにはコロナの関係で入れなかったので、一度帰宅してもらいました。
クリニックで精液を提出し、洗浄にかけてもらいました。
その間数分。待合室では落ち着かず・・・。緊張しまくっていました。
つづく