精液検査(採取〜結果まで)
クリニックで採取
2018年5月
精液検査に行きました。
お家で採って提出する方法は「出来そうにない」と、おっしゃん(夫)。
クリニックで採取することにしました。
クリニックに着くまでテンションが低いおっしゃん。
採れるかどうか、というのと、検査結果を見たくない、という不安があるだろうな…とこちらも心配になりました。
受付を済ませたあと、いよいよ採精室へ。
その間に私は、血液検査の結果を聞きに行ったりして時間を潰しました。
約1時間してからおっしゃんが戻ってきました。
「採れた!」
少し安心したような顔で、わたしもホッとしました。
ほんの少しの量しか採れなかったことが気がかりなようでしたが、
看護師さんに聞いてみたら「大丈夫」とのことでした。
とりあえず採精はクリア。
検査結果は後日とのことで、クリニックをあとにしました。
帰りはちょっとイイとこのケーキを買って、家で食べることに。ご褒美は必要!
おっしゃんは、直接先生から検査結果を聞きたくないみたいでした。
以前の結果がよろしくなかったから、聞きたくないのは当然だろうな…。
数日後、わたし一人で行くことに。
検査結果
通っているクリニックは曜日によって先生が変わります。
結果を聞きに行ったその日は、優しいおじさま先生。
精液量・精子濃度・運動精子濃度・運動率がどれも基準値以下。
奇形率は基準値よりも少し高かったです。
報告書には、
乏精子症、精子無力症、精液減少症、奇形精子症という診断名がついていました。
報告書の下の方には、精子の写真が。
普通はもう少し多く見られるらしい。
それでも、おっしゃんのだと思うと愛おしくなってしまうわたしは変でしょうか(笑)
この結果では体外受精一択かな、なんて思いながら報告書をまじまじと見ていると、
先生から意外な言葉が。
「人工授精にするか体外受精にするかは選べますよ」
え、選べるの?!
選べるレベルなのかと思うと少し嬉しかった。
でも、おっしゃんは
「人工授精で何回も失敗して体外受精に移行するくらいなら、最初から体外受精にした方がいい。あまり時間を無駄にしたくない」
と言っていたし…
もう一度2人で相談したかったので、その場では答えを出さずに帰りました。
やっぱり体外受精で
おっしゃんが帰宅。
2人とも結果のことを忘れてて、ご飯の時間まで別の話で盛り上がってました(笑)
あ、ちゃんと話さないと!と思い出して、結果報告。
おっしゃんを傷つけたくないので、言葉を選びました。
先生が「ちょっと基準値より下で〜」という話し方をされていたのを参考にしました。
「ちょっと」を加えるだけでだいぶ柔らかく聞こえるなぁと思ったので。
それでも、おっしゃんは「やっぱり悪かったかぁ」と落ち込んでしまったけれども(^_^;)
人工授精か体外受精か選べることも伝えると、予想通り、おっしゃんは「体外受精をしたい」とハッキリと言いました。
多分今後も、おっしゃん(あるいはわたし)が落ち込んでしまうことがあるかもしれないけど、支え合って治療していきたいなぁ。