【3】日本語対応の不妊治療@香港
皆様こんにちは。
日本はすごく寒そうですね。
香港では2月頭に旧正月を迎え、温暖な気候も相まって、まったりお正月ムードが残っています。
しかしながらわたくし、体調が芳しくなく
休日も大人しく、家で家事と休憩とを繰り返す日々でした。
なんーーだか、なーーにが原因なのかはっきり分からないのですが
体がダルい。すぐ疲れる。
耳の持病があるのですが、耳鳴りと痛みがいつもより強め。
こうなってくると妊活云々と言ってられる余裕はありません。。(;>_<;)
しみじみ思います、妊娠出産って
心身ともに健康(障碍が有る無しという意味ではなく、妊娠出産に注力する気力体力があるか否か)でないと無理だなあ、と。
お母さんになる私はもちろん、お父さんになる旦那さんも。
前回【2】で書いた不妊治療専門クリニックで頂いてきた資料を、旦那さんに読んでもらいました。
内容は治療の流れ、期間、金額、予想されるリスクや妊娠後の出産計画まで。
培養士さんのご説明に適宜私が書き加えた雑多な書類ですが、彼にとって何やらかなりの影響を及ぼしたようで、、、
「子どもはまだ、いいかな。」
とのお言葉がでました!!!!
びっくり仰天!!!!
明確な理由は聞いていません。
しかしながら、筋肉隆々、健康優良な彼にとって不妊治療は
あまりにも馴染みのない高度な医療です。
受け入れ難く、現実味のない手段と映ったのかもしれません。
毎日自己注射をすることや、それによって入院を要するような副作用の出る可能性があること。
その辺りの文章を読んで顔を強張らせていました。
彼が注射をする訳ではないのに、私の負担を鑑みてくれたのでしょう。
やーさーしーいーーー。
本当に優しい人間です。善人。
また、香港に来てから新規で担当する業務がたくさんあり
毎日脳みそフル回転で勤務しているご様子。
子どもは欲しいけど、腰を据えて不妊治療に取り組む余裕はないと感じたのかもしれません。
「まだいい。」という言葉は、結婚して約三年のあいだ
只の一度も彼の口から出たことはありませんでした。
環境が変われば、優先順位も変わるものですねえ。
もちろん「妊娠したら万々歳、こうのとりさん大歓迎」のスタンスは変わりません。
私は自力で生理を復活させる、また「産める体作り」は継続して目標にしてゆくのですが
ほんのちょっとほっとしたというか、旦那さんに対する負い目は少なくなりました。
私にとって、妊娠出産=自分の身をけずる大業!
旦那さんは妊娠出産のハッピーなイメージばかり膨らませていて
カジュアルに考えすぎていると感じる節があったので、いい機会だったかなと思っています。
あ、なんだか上から目線( ^∀^)
ひとまず、不妊治療のお世話になるのは
もう少し先になりそうな我が家です。