【2】中医学のお世話になる。
前回の【1】より、時系列で続く中医学体験の記事です。
問診、触診について、足湯と経路トリートメントをして頂きました。
体に無数にある経絡(ツボ)と経絡を線で結んだのが経路です。
とても簡単に言うと、内臓の反射区のツボを経路に沿って刺激していきます。
林先生いわく、「マッサージだと思ってくる方が多い」とのことでしたが、、、
それもそのはず、そこいらのマッサージ屋さんよりずっと丁寧で、気持ちよくて、時間をかけて下さるのです!
香港にはローカルの足つぼマッサージ店がたくさんありますが
英語が全く通じず、無造作に足を分投げられるくらいはよくあることなので(´∇`)
治療の一部とはいえ、通いたくなってしまう方の持ちが理解できます。。
日本で鍼灸治療を受けた際も
足の甲だけすごく痛かったのですが
今回も例に漏れず。
冷えがある方は痛がりますね、とのこと。
オイルを足しながら両足30分程トリートメントをして頂きました。
右足、左足で歪みの状態が違いますね、とか
左足の方が冷えやすいですね、とか
ここが三陰交ですと言われた場所がとんでもなく痛かったりとか(子宮や月経にまつわるツボだそうです)
自分では到底気がつけない情報をたくさん得ることができました。
林先生は、これまでの治療を経て
「腎の働きが生まれつき弱い」との診断をされました。
面白いのが中医学における「腎」とは腎臓だけではなくて
生殖器、ホルモン、中枢神経、造血など、生命エネルギーに関わる機能だと考えられているそうです。
帰宅後に自分で調べたところ
耳の不調も腎に関わっているそうで、、、
思い当たる節があるというか、もう正にご名答といった感じでした。
私の元気が続かない、体力がないのは
単純の筋力とか性格だけのものじゃなかったのかなあ、と。
もちろん日々の運動や食事で鍛練はできるのでしょうけど
持って生れたて体質に合わない健康法は
効果が出にくいですよね。
「生まれつき生殖にまつわる機能が高くないよ。」
妊活に励んでいる方には厳しいお言葉だと思います。
でも、私はすこし安心したのです。
何で生理が来ないのだろう、日々の生活の何が悪いのだろう、どこを治せばいいのだろう、、、
そう悶々と考えこむより
「生理が順調にきにくい体質だから仕方がない、できることをしていこう。」の方が私は楽です。
マイナススタートの方が加点法で明るく過ごせる、というか。そんな感じです。
次回に続きます♪