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タイミング法とホルモン療法で妊活しています

仕事中心の生活で気付けば30歳に

私は看護師をしており、ずっと夢だった仕事に就くことができ、仕事にやりがいを持っていました。研修の資料を用意したり、新人教育で残業することも多く、プライベートでも新しい医療の勉強や院外研修に行ったりと仕事中心の生活をしていました。

ある日、同級生で集まった時に友人達はすでに二児の母になっており、そろそろ妊娠のことも考えなくてはいけないな、と焦りを感じました。妊活を意識し始めてから気がついたのですが、看護師は不妊症の人が多いような気がしました。なぜなら、働いていた部署ではすでに不妊治療をしている人が3人もいたのです。

私も不妊症だったらどうしよう

妊活を意識し始めて、周囲で3人の看護師が不妊治療をしている事実を聞いて私は不安になってきました。

看護師は業務の多忙だけでなく、気が合わないスタッフともチーム医療で協力しなければならず、新人教育に明け暮れ帰りが遅くなったり、気難しい患者さんに悩まされたり、ストレスを感じることは非常に多いです。

また、患者さんの急変などアクシデントが起きれば残業が発生することも多々ありました。

夜勤業務もしていたため、休憩を挟みつつ夕方から朝方まで働き、生活リズムは乱れていました。その影響か生理周期が乱れることもありました。

看護師は肉体的疲労だけでなく精神的疲労もありストレスが多い環境です。さらに夜間に働くというライフスタイルにより女性ホルモンが乱れ、不妊症の原因になるのではないかと思いました。もしかしたら、私も不妊症のリスクはあるんじゃないかと、とても心配になってきました。

不安は増すばかり

とりあえず妊活してみよう!と夫と相談し、生理2週間後を目安に夫婦生活を試みることにしました。しかし、3ヶ月経っても妊娠せず。不妊症の定義は1年間継続的に夫婦生活を行なっても妊娠しないとありますが、先に述べたような不安が増して焦りを感じてきました。

悩んでいるぐらいなら解決しにいこうと決心し、産婦人科に受診し不妊症の検査をしてもらうことにしました。医者に事情を説明すると快く検査をしてくれることになりました。不妊症の検査と併用してタイミング法を提案されました。

不妊症の検査の結果はまさかの・・・

まだ、妊活を始めて1年経過していないことからタイミング法をメインに、採血で妊娠に必要なホルモン値を調べていくことになりました。

この採血が大変で卵胞期、黄体期、排卵期によって排出されるホルモンが違うため頻回に受診しなければなりませんでした。さらに苦痛だったのは婦人科だけでなく、産科も人気なクリニックで妊婦さんや小さな子どもを連れてきていたり、夫婦で来ていたりと待合室は大混雑。待ち時間が長い上に、子どもがいる羨ましさなど精神的にしんどかったです。

そんなこんなでホルモン値の結果ですが、私の不安は的中しました。卵巣刺激ホルモンが少なく卵胞が大きくなりにくいため排卵するのに時間がかかると言われました。

さらに予想外だったのが、念のために調べていた甲状腺ホルモンに異常がみつかりました。甲状腺機能低下症という事実が判明し、不妊や流産の原因となると言われました。

ホルモン療法始めました

卵巣刺激ホルモンが少ないとのことで、排卵誘発剤の内服と十分に卵胞が大きくなったらHCG注射を打つことになりました。甲状腺の治療はは専門医を紹介してもらい、甲状腺ホルモンの補充が始まりました。まさか、この歳でこんなに薬を飲むなんて思ってもいなかったです。

このホルモン治療で一番つらいのがHCG注射です。筋肉注射な上に、針が刺さる時も痛いですが、さらに注射液が注入される時が一番痛いんです。打った場所が腫れて熱がこもることもありました。これをひたすら毎月繰り返すという苦痛が本当につらかったです。

ホルモン剤だけでなく、サプリメントも実践!

妊活を始めてからネットで情報を集め、女性ホルモンを増やす効果があるのがビタミンEだと知りました。代表的なのがアーモンドでしたが正直あまり好きじゃなく、毎日実践するには高価なためサプリメントを摂取することにしました。

あとは、厚生労働省も注意喚起している妊婦の葉酸不足を知り、万が一妊娠したときのために葉酸を摂取しておこう!と葉酸サプリメントも始めました。

妊活を始めて、知らなかったことがたくさんあり、妊娠について勉強することは将来生まれてくる赤ちゃんのためになるんだなと感じました。病院代もサプリメント代も毎月かかりましたが、赤ちゃんのためだ!という気持ちのほうが大きかったです。

タイミング法始めました

タイミング法を実践していくことになり、内診エコーで卵胞の大きさを見ながら、医者に夫婦生活の日を指示されました。

これがまた大変でした。お互い夜勤業務のある職業だったため、夜勤や夜勤明けですれ違うことが多々ありました。そんな時は一瞬でも自宅で顔を合わせる時間があれば、そそくさと夫婦生活を終わらせ、出勤したり、夜勤明けでクタクタになった夫を捕まえ夫婦生活をしてもらうこともありました。

そんなことをしているうちに、医者から指示された日以外は全く夫婦生活をしなくなり、だんだん業務的になっていきました。それでも妊娠せず、毎月こんな様子だったためお互い妊活に疲労を感じ始めていました。

情緒不安定で大爆発!

タイミング法とホルモン療法を始めてから約半年がたちました。生理が来た時のガッカリ感がどんどん強くなり、なんで私たち夫婦には赤ちゃんは来てくれないの?と悲しくなったり、ホルモン値が低い私が悪いんだ、看護師の仕事をしていなかったら何か違ったのかな、などと自責の念にかられてしまいました。

毎月される痛い筋肉注射に苦痛も感じたり、混雑している待合室で一人待つこともだんだんイライラが増していきました。そんな中、医者からいつも通り夫婦生活の日を指定された日です。その日は私が先に帰宅し夕飯の準備をして待っていました。

しかし、夫は仕事でハプニングがあったようで遅くに帰ってきました。私が「今日は夫婦生活の日だけど大丈夫?」と声をかけた瞬間、夫はついつい嫌な顔をしてしまいました。

それを見た私は情緒不安定だったんでしょう、「あんたなんかに妊活の辛さがわかるものか!あんたが代わりに毎月痛い筋肉注射を打たれればいい!」とブチギレ、大泣きしてしまいました。その姿を見た夫は「ごめんね、そんなにつらい思いしているなんて気がつかなかった。」と反省し、たくさん謝罪してくれました。

今思うと夫は疲れていたのに可哀想だったなと思います。私だけでなく、夫もさぞかし辛かったでしょうが、妊活していて授からないのは本当につらく、情緒不安定になることもあり、ちょっとしたきっかっけでイライラしてしまうのです。

仕事も大事だけど、早めの妊活をおすすめします

喧嘩もしながら、あのブチギレて大泣きしたことがきっかけで夫は生理が来て落ち込んでいる私を励ましたり、外食に連れていってくれたりととても優しくなりました。そんな夫の姿を見て、早くこの人に赤ちゃんを抱っこさせてあげたいなという気持ちで妊活を続けることができています。

妊活をしていて思ったのは、もっと早くに不妊症の検査をしていれば治療を早期に開始して、20代で妊娠できていたかもしれないと後悔しています。近年、晩婚化が進み初産年齢も上昇していますが、最近はブライダルチェックというものが流行っていますので、ぜひ早々に不妊症の発見をして治療をして欲しいです。

妊活を始めて私のように後悔したり、妊活で悩むことがないように早めの妊活をおすすめします。仕事が楽しいのはとてもいいことですが、この体験談を読んで一度検査をしてみようと思ったり、そろそろ妊娠について考えてみようと思ってくれる方がいれば幸いです。

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