不妊治療をしていく際、タイミング法や人工授精の方は卵胞計測をしていくと思います。卵胞が20mmほどになったときに排卵するそうです。
その排卵をするタイミングをより確実に逃さないようにするために、卵胞計測をするのです。
自己流でタイミングを取るよりも排卵日が分かりやすくなるので自分の体のことを理解することができるなと私は感じました。
しかしタイミング法や人工授精をしていく中で、卵胞計測も絶対ではありません。私がそれを実感したのはタイミング法をしているときです。
私は最初の方は排卵誘発剤を使わずに自然排卵でタイミングを見てもらっていました。そのときの私の生理周期は正常範囲ではありましたが、短い周期と長い周期が交互できていました。
そのためタイミング法2回目のときに、生理が始まり病院にいったとき看護婦さんに
「前回の排卵があったのが生理が始まって16日目くらいだったので、次も16日目にあたる〇日にきてください」と言われました。
しかし私の前回の周期は長い周期でした。
今までの周期では交互にきているので自分のなかで「次は短い周期のはずなんだけどな」と思い、不安になったため看護婦さんに「多分今度は短い周期なのですが、それでもその日で大丈夫ですか?」と聞いてみました。
すると看護婦さんからは「その日に来てください。もしお腹が張っているなど排卵かなという症状がでたら早めにきてください」と返答がきました。
そのとき先生に確認してくれないのかなと思いました。また排卵前の症状が何もなかったらどうしようとも思いました。
まだタイミング法を始めて2回目だったため、自分自身あまり強めに聞くことができず、「わかりました」と帰ってしまいました。
そして病院に行く日よりも5日ほど早くに、もしかして排卵するのではと感じる症状がありました。胸が張り、おりものが増えたため、家にあった排卵検査薬をしてみるとくっきり陽性が出てました。
なので指定された日よりも早く病院に行くと、先生から「排卵しそうだから今日タイミングとってね」と指示がありました。
排卵前ではありましたが、卵胞が29mmまで大きくなっていました。病院に行ったのは午前中でしたが、その日の夕方には排卵痛のような痛みがありました。そして次の日の朝に排卵確認にいくと、すでに排卵していました。
排卵する前にギリギリ間に合ったものの、何か腑に落ちない自分がいました。
タイミング自体はあまり期待できないなという思いと、だからあのとき今回は短い周期だからと質問したのにという思いがありました。
もちろん人の体のことなので、絶対ではないことは分かるのですが「先生に確認だけでもしてもらえばよかったな」と後悔しました。
疑問に思うことは積極的に聞く
上記の経験から分からないことは積極的に聞こうと私は決めました。
妊娠できるタイミングは1ヶ月に何回もくるわけではないので、その少ない機会を無駄にしたくないと心から思ったのです。
そして自分の体のことは自分が一番分かると思うので、少しでも気になる症状が出たら早めに受診しようと決めました。
排卵検査薬を使う
またそのときは排卵の症状がはっきり出た為、私は自分で気づくことができました。しかし排卵の症状がない場合もあると思います。私自身毎回症状が出るわけではありません。
もし気付かないで病院に行ったとき「排卵済みです」となるのは避けたいです。そのため病院に通っていても排卵検査薬を合わせて使うことをおすすめします。
そうすることで自分でも排卵のタイミングを知ることができ、病院の日までに「排卵するのではないか」と過剰に気にすることがないと思います。
卵胞計測は何回か病院に通うため、卵胞計測だけとはいえ診察代が意外とかかるなと私は感じています。
そんな中、排卵するかもしれないと思い病院へ行き、まだだったときお金も余分にかかってしまいます。
そんなとき病院へいくよりは自分で排卵検査薬を利用した方が安いです。排卵検査薬は日本製のものと海外製のものがあります。日本製のものは薬局などで取り扱っており、購入しやすいです。
金額もそこまで高くはありませんが何個も買うと考えると結構お金がかかるイメージがあります。
海外製のものはネットの通販で購入ができます。すぐに手元に届かないというデメリットはありますが、金額が日本製ものよりも断然安く数も沢山購入できるので、私はいつも海外製のものを購入します。
試したことがなく、購入しようか迷っている方がいれば、ぜひ試してみてください!
赤ちゃんを授かるために
私は不妊治療を始めたとき、排卵のタイミングも先生に診てもらえるから安心だなと感じました。
しかし先生に診てもらえることだけに頼らずに自分でも少しだけでも妊娠できる可能性を高くするために、排卵検査薬など出来ることはしておこうと思っています。
卵胞計測など不妊治療をする前は知りませんでした。
私みたいな方は多いと思うのでこの記事で少しでも知ってもらえるといいなと思っています。